CG表現が更にパワーアップして、手書きにしか見えない各ユニバースのグラフィカル表現にただただ圧倒される。あり得ないカメラワークもつなぎ方が見事で、これみよがしじゃないところも好印象。
一方、ストーリーはどこか冗長で、説明が長い上に、起伏の作り方が起承転結の形を取ってないのでどう着地するのかと思ったら、この映画単体では終わらず、まさかの前編だったっていう…。どう考えてもあと10分は縮められたし、後編にめっちゃ期待できる終わり方かと言えば、そうでもない感じで、ちょっと消化不良だった。
あと「カノンイベント」って言う悪い意味でゲーム的な考え方、好きじゃないなって思った。ビジュアル以外は前作の方が好きかな。