映像・音楽が本当にアメイジング！その表現の仕方は無限大で、単純に視覚的に面白い部分もあるし、私たちみんなが期待している「あの世界とあの世界が！？」みたいなこともなんでも可能にできてしまう。しかし、当のスパイダーマンは、なんでもは出来ないのが運命であり、避けては通れぬ事象に毎度胸が苦しくなる。いつだって犠牲を払ってきたスパイダーマンたちが、マイルスとグウェンそれぞれ葛藤の末にどういうゴールを迎えるのか次作が気になってしょうがない。
当然、今作も今までのスパイダーマン作品を履修していればより一層楽しめるのだが、単独作として観ても完成度が高いように思える。
