カッコマン・ブギ
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大好きな彼女が出ているから最後まで頑張ったが…。
これは絶対やっちゃダメな奴。
日本のアニメにもたまにあるが、これカッコいいだろ?これ解んない奴ダメだゼ?て的な押し付け映像は勘弁。
その辺の塩梅は大切。みんながマニアじゃない。大抵のお客様はフツーの映画好き。その感性に訴求できない作品は結局一人上手の分衆映画。
映像美で推している以外は、ごく普通のスジでどこでもある作品。特に刺さる部分もなく、まあこんな感じだろ的な想定範囲内。
総合芸術として考えると画とおとの両輪が回って初めて映画と呼べると感じる者からすると評価が厳しくなる。
垂れ流しのBGMにも締りがなく物語の緩急も弱い。これで音楽だけ流した形ならマジで単なるPV。それも1990年代レベルの。
もう少し細かいお話をしっかりと構築して欲しかったかな。
少なくとも私が観たハコでは、拒否反応を見せていたお客様が相当数いた。お話に入っていけない。おいてけぼり。そんな感じ。
結局いつだって答えは 遥か彼方にある
それが映画なのです。
とりあえず評価は全てヘイリー・スタインフェルド姫に。
二代目ホーク・アイかバンブルビー続編で頑張って欲しいものです。
STAYGOLD@ぴあ映画生活