ここ数年アメコミ作品でマルチバース、異世界間コラボものが立て続けに制作されたのでそういう意味での新鮮さは皆無だが、爽快かつ斬新でシンプルなアクションものから、スパイダーマンらしい自己の存在の探究をテーマにしたのは良かった
ヒーローものにおいてのトロッコ問題は常に自己犠牲を天秤にかけ、昨今では全てを救うがトレンドにあり、本作もその流れにあるものの積み上げが丁寧なためご都合主義さは感じない
とはいえ本作ではせず本当にこれからというところで終わるので、もうちょっとキリのいいところで終わらせてほしかった