経年変化

はりぼての経年変化のレビュー・感想・評価

はりぼて(2020年製作の映画)
4.2
遠方の市議の虚飾の皮を一枚一枚剥ぎ取っていきながら、次第に対岸の火事ではない事が危機感と共に顕現。透明性を得ようとした試みも虚しく醜態は更に加速。二つの辞職を対置させることでその本質の違いが明るみになる仕掛けにハッとさせられる。
有権者に求められるものが今再び突き付けてられる批評性にも満ちていてある意味しんどかった。笑ってはいおしまいじゃ何も変わらないんだなと