はりぼての作品情報・感想・評価

上映館(12館)

はりぼて2020年製作の映画)

上映日:2020年08月16日

製作国:

上映時間:100分

あらすじ

「はりぼて」に投稿された感想・評価

 最後の二人の異動は政治家の指図かメディアの忖度による左遷か…?政治家も公務員も組織としてのメディアも責任感がない。政治家は「遊ぶ金欲しさ」で報酬を月60万円から70万円に増やしたり、活動費の数字を誤魔化したり、まったく人間としてあり得ない。
 ふんぞり返ってニタニタしていた政治家は如何にもな悪者な表情だった。しかし、五百旗頭記者・砂沢記者による粘り強い報道で不正を暴かれた瞬間、彼らはあたふたし始めて、黙り始めて、逆ギレして、非常に滑稽だった。
 まぁ…森市長「私はコメントする立場じゃないから。組織論を学んだ?」とかなんとか言って何も解決しようとも動かないのが一番間抜けでしたね。
 誰もまともに市民のために働いていないじゃないか。それが日本の政治なのか!!
nanmoto

nanmotoの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

はりぼて
五百旗頭 幸男
砂川 智史

2016年8月、平成に開局した若いローカル局『チューリップテレビ』のニュース番組にて富山市議会の政務活動費をめぐる調査報道のスクープが話題になり、富山県の4年間のドキュメンタリー映画に進化しました。

富山市議会のドンが自ら不正を認め辞職。
これを皮切りに8ヶ月の間に14人の議員が辞職していった。

その反省をもとに富山市議会は政務活動費の使い方について全国一厳しいと言われる条例を制定したが、3年半が経過した2020年不正が発覚しても議員たちは居残るようになり、はりぼて議員の声が人間味のある滑稽さが描かれている。

このドキュメンタリーははりぼて議員を馬鹿にしてスッキリっと言うことではなく、この状況を許し受け入れてきたメディアと市民にもいえることであり、この作品の刃は内にも向いていてるとこが素晴らしい。4年間の記録と記憶。富山市の未来に繋がる作品だと思えます。

印象深い所は若手のピックアップ京極優花さんがピックアップされており若い世代に引き継がれているはずです。


また地方のテレビ局ドキュメンタリーの素晴らしさに気付けたことが嬉しい収穫です。
地域性のあるニュースからドキュメンタリー映画に進化するこのようなことが世の中に溢れてほしいと同時に関心を持たされ、視野を広げられ、刺激を受けた作品です。
zer0ne0

zer0ne0の感想・評価

5.0
ニンゲンっていいな、と笑みがこぼれる素敵な…いやよくないよ
国民は目を覚まそう
だい

だいの感想・評価

4.0
富山市議会議員の政務費不正問題を数年に渡り追及し、数々の議員の辞職や逮捕に繋がった地元メディアの「チューリップテレビ」の取材を追ったドキュメンタリー。

これぞジャーナリズム!
と言えるものがまだ日本にも残っていたんだなあ。
地方の小さなメディアができるのに、
取材網もリソースも持っていながら同じことができない大手メディアのオワコンっぷりよ。

これはきっとね、富山市だけの問題じゃなくて、
日本中の地方議会に同じ問題なんてたくさんあると思うんだけど、
どこも後に続かないのは、誰も切り込まないのか、それとも単に報道されてないだけなのか、どっち?

役所の人もさ、
どうだったかな~?
なんてさ、
自分が責任負って「こういう判断でこうしました!」って誇って言えないような仕事の仕方してんじゃねえよ!!
結局ね、役人がきちんとしてないから政治家が付け上がるんだなあ。
そんなだからね、税金泥棒って言われるんですよ?
atlantis

atlantisの感想・評価

4.2
富山市議の不正を地元チューリップ🌷TVが追求するドキュメンタリー。前にニュースで見た覚えがあったけど、こんなにひどかったとは。ひどい、ひどすぎる。あまりにひどくて可笑しさを覚えるほど。でも、富山市だけの問題とは思えない。最後アナウンサーが突然辞めたのは、なんでだか意味がよく分からなかったけど、集中して見れたドキュメンタリーで、タイトルがいいですね。
たこ

たこの感想・評価

-
見る前はとっつきにくい難しい内容かなあと構えていたけど、テンポよくて見やすく面白かった。たまにBGMやカメラワークで皮肉ってるのが面白い。
nor

norの感想・評価

4.0
地元の問題作、劇場ラストギリで間に合った。

政治問題が、これほどすぐそば、例えば親戚や隣のおじちゃんのように身近な肌感覚で感じられたのは方言ならではのリアル。

家族→地元(市町村→都道府県)→国→世界。
アメリカの選挙は対岸だけど、世界は全部つながっていて、地元の市議会選挙だって、ちゃんと考えて選ばなければ→の順に波紋のように、その影響は受けなければならないのかもしれない?。butterfly effectのような
空恐ろしさを感じたドキュメンタリー。
予告を観る度にアカンと思ってましたけど、ほんとアカンかった。
半年間で14人もの市議が辞職する事態。
ここまで浄化作用が無いとは。
「すみませんでございました」って、、
こんな変な言葉聞いたことない。とにかく滑稽。しかしチューリップテレビ、今はどうなってるんだろうか?五百旗頭さんみたいな人はいるのだろうか。
全ては人間の弱さか。自分のことも省みて気をつけないと。
タヌキの置物のとこ最高でした
ごん蔵

ごん蔵の感想・評価

4.2
どれだけ不正を暴いても何も変わらない虚しさ。自分たち報道機関がはりぼてのようになってしまったことに涙が出てた。
監督の記者魂に震えた
ショウ

ショウの感想・評価

3.8
ドラマとか映画のステレオタイプで描かれる小悪党みたいな(笑)。

最後、はりぼてというタイトルが向かっいく矢印が五百旗頭さんと砂沢さん自身の方向、メディアそのものにも向けられていったときに、それはつまり観ている自分たち自身にも向けられている矢印でもあるんだなと思った。おれは富山県の人間じゃないからあれこれ考える「立場じゃない」し、とか言い出しちゃったら格好悪いもんなあ〜。(1715)
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