ヒラリー

はりぼてのヒラリーのレビュー・感想・評価

はりぼて(2020年製作の映画)
3.7
両監督リモート舞台挨拶回
富山市議会と報道
発端は市議会議員の報酬10万引き上げ、市民の反対運動、そしてとんとん拍子に発覚する汚職、辞職
全体通してテンポ良いコメディ、笑えないけど笑ってしまう。
市長が毎度繰り返す決められた事に自分が何かを言う資格は無いといった文言に正気なのかと思ってしまった。
この人を市長に選んで良かったのか、富山市民。
とはいえあんなバタバタ辞めて、経験の浅い市議会…それもそれで難しい。
昔のバイト先の先輩の親が市議会議員してて(今もしてる)たまに街頭演説立ってるのを見る。
だからこそ何とも不思議な感覚の本作を見た。まぁ私は友達の親位でしか見てないし、興味も無いけど。
現に市議会議員が市民に対して何をしてくれてるのか分からない。
結婚もしてないし出産もしてないから役所に申請してお金を貰うことも無いし。
この不正受給って政治家だけじゃなくて会社でもある事なのよね。
最初は皆誰しも真面目で正直に働くのに年を重ねて、ズルをする事覚える。
今回はこれだから政治家は信用ならんの典型
辞めたもん負け、いやほんまにこういうところだけ知恵働く腐った人間が自主退職→退職金支給の流れどないかならんのかな。
何故君は総理大臣になれないのかと互換性があるような話であった。
最後の社内の流れはよく分からんかったのであってもなくても…まぁ歯切れは悪かったかな。
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