保守王国富山で起きた市議会議員の大量辞職。
このスクープを映画として全国公開することで広くこのような事が地方自治でおきていることを知る機会が出来たことは意義があったと思う。
ツッコミどころ満載の政務活動報告、詳しく調べなくてもちょっと確認しただけでバレるようなウソだらけの報告が大量に今まで野放しにされていることにまず驚き。多かれ少なかれ他の地方自治体でもそういうことが起きているかもしれないなぁと感じた。
本作の監督であるお二人、当時チューリップテレビの報道記者だった五百旗頭さんと砂沢さんの追及にすっとぼけるおじさん（おじいちゃん）議員たち。その様子がユーモラスに見える演出で劇場では結構笑いが起きていました。
ラストは「あぁ、結局そうなるの〜…」とちょっと残念だったけど、富山出身の者として、小さな地方ローカル局の熱意ある記者２名の勇気は素晴らしいと思いました。
