マルコヴィッチ

アーカイヴのマルコヴィッチのレビュー・感想・評価

アーカイヴ(2020年製作の映画)
3.4
『愛にしがみつく男とシンギュラリティ』

とある海外企業の日本の山梨にある秘密のラボでアンドロイドを研究している主人公。自販機みたいな無骨なアンドロイドのJ1とほぼロボットパルタみたいなアンドロイドのJ2の3人が製作中のほぼ人と同じ見た目のアンドロイドJ3が製作が進むにつれて不可思議な現象が起きてきて…みたいな映画

日本が舞台になっていてラボの扉に人工知能とか夢とか書いてあったり、おはようございますとか日本語のアナウンスがあったり面白い。

歩くのが苦手なJ1が可愛いし、主人公に構ってもらいたいのに全然関心を持ってくれなくて辛い思いをしているJ2も気の毒。

AIが進化して自我を持つような段階では、ただの機械であるか、人と同等なものなのか判断が難しい。

J2の嫉妬具合を見るとほぼ人と同等に見えてくる。

事前知識なしで見た方が良い映画でした。