おるかろん

星の王子ニューヨークへ行くのおるかろんのレビュー・感想・評価

5.0
マスターピース!!!(*≧∀≦*)

完璧なコメディでありながら、完璧なサクセスストーリーでもあり、しかしながら完璧なラブロマンスを内包しつつ完璧なブラックパワーを完璧なテンポで我々に見せてくれる完璧なエディ・マーフィーの完璧な作品!!!

自分の人格形成に大きな影響を与えた映画は数多くあるのですが、この映画ほど「台詞」が染み込んできたヤツは他にありません!!!

「ここには生活があるっ!」

「あなたにもファックユー!」

「どいつもこいつももくたばっちまえ!次どなた?」

「あたしの前世はジャンヌ・ダルクだ」

「皆が今夜ここに何しに来たか知らんが私は神を讃えに来たぁぁぁ!!!」

「セクシーチョコレーツ!!!」

「チクショーいつ聞いても良いよな!バカに良いよな!」

「おーい!クンタキンテが来たぞ!」

「実はある女性の関心を惹きたいと思って」

「あぁ!大変だ!なんと言う幸運だ!王子様ですね?!!!」

「セェクシーチョコレーツッ!」

「飛ぶ事を学ぶ為には先ず立って歩く事を学ばねばならぬ。最初から飛ぶ事は出来ない」

「テメェどこのケツの穴だ一体!」

「お前も2、30年一生懸命働けばこれくらいの家に住めるかも知れん」

「いつでも、僕で良ければ」

「オメェとは二度と口をきかんと言ったろ!」

「セエェクシーチョォコレーツッ!!!」

「でもあげたいのよ」

「セエェェクスィーチョオォコレーッツッ!」

「私は王位継承権を捨てセエエエエエエクシーチョオオオオオコレエエエエエエツ!!!」
「結婚しちゃいなよ!思いきセエエエエエエクスィィィィチョオオオオオコレエエエエエエッ!!!ツッッッ!!」


………「セエエエエエエクスィィィィーチョオオオオオコレエエエエエエイッツッッッ!!!!」ハアハア…orz

すみません…止まりません…

モチロン吹き替え版の話です。

下條アトムさんのちょっと棒読みっぽい喋り方が絶妙に合ってるんですよね(*≧∀≦*)

TV初放送は91年だったそうですが、まぁこの頃の声優さんは皆さん味がありますわ。黒人の持つエネルギッシュな何かを見事に表現してくれてます(^^)

ホント白人の必要性を感じない作品…

あ!アキームの施しを受けるホームレスの白人二人組は外せなかったですね!

まさか「大逆転」のあの二人組だったとは!

セルフパロディだった事をつい最近知りました。ネットで_(^^;)ゞ

自分の人格形成に大きな影響を与えた作品にまだ未発掘の情報がある事を教えてくれるなんて…ビバネット社会!\(^o^)/

未発掘と言えば、脇を固める役者陣も、今見ると「え?こんな人がっ!」てゆーレベルの方がいっぱい出てますね。

例えばトイレ待ちしてるアキームの横を通りすぎる売り子のお兄さん。

ヴォンディ・カーティス・ホールとゆー役者さんなんですがこの方、「ダイハード2」でメッチャ無表情の傭兵役やってたんですよ。

で、僕ァこのキャラがエライ印象に残ってたもんで、この度若かりし頃の超ハイテンションな演技を観て爆笑してしまったんですね、もう何回も見てるのに(^^;

それとかハンバーガー屋のマクドゥーエルさん演じてたジョン・エイモス。

テレビドラマ「ルーツ」の老クンタキンテの人だったんですね。これも最近知りました。

アキームのアダ名が「クンタキンテ」てのはここに通じるんですね。

そしてそして!

最も驚いたのがハンバーガー屋に押し入る強盗役がサミュエル・L・ジャクソンだったって事ッ!!!( ; ゜Д゜)

気付かんかった!全然気付かんかった!!!

自分の人格形成に大きな影響を与えた作品にまだ未発掘の情報がある事を教えてくれるなんて…ビバネット社会!\(^o^)/(2回目)

…あ!そー言えばこの3人!

全員「ダイハード」に出てるっ(;゜0゜)!

スゲー!ブラックパワースゲー!!!(*≧∀≦*)


ともかく。

何回観ても面白い映画って何本かありますが、この作品はかなり上位に入る「オールタイムベスト」な一本でございます。オススメオススメm(__)m




蛇足:「カミング・トゥ・アメリカ」と「リビング・イン・アメリカ」がいまだにごっちゃになるのですが、ごっちゃになってもそう問題がないとゆー問題………