私はまあちゃん寄りの人間だと思ってたけどあやちゃんに共感出来る部分もかなりあった。
2人が衝突したときに
「映画にしよう」と提案するあやちゃん。
ホロっときた。
だってこんなセリフ今村監督にしか言えないじゃん。
電話リレーサービスという存在を初めて知った。
無意識な(他人にとっては無神経で失礼な)発言をしてしまい、相手を怒らせたり傷つけたり、急に無視されるようになったこと私も何回もある。
その度に『私にはもうコミュニケーションは無理だ』と甘えにもにた諦めを何度もした。
『排除でいい』
というまあちゃんの言葉を発する時の気持ちが痛いほど伝わってきてスクリーンから目を逸らしたくなった。
他人を深く信用したくて仕方がないのに
また他人を傷つけることと、自分自身が傷つくのが怖くて臆病になる。
信じたいという気持ちと
信じたくないという気持ちは
同じように同じ大きさで膨らんでいく。
愛する人ほど許すのが難しい
つまりそれは愛してる人がいるということ。
ゆっくり、他人に比べたら無様でこっけいな姿かもしれないけど、
私のペースで自分を愛せる場所を探していこう。