kid1412

マイ・バッハ 不屈のピアニストのkid1412のネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

感じた事を羅列する

・限られた全体への向き合い方
・芸術家の表現について
・私の表現について


まず"限られた全体への向き合い方"
人生はあまりにも短いから
何か大きな事を成し遂げるには
何を重要とするかを選ばなくてはいけない
選びたくないのに、選ばないといけない

同時に100%は出来ない
話す事を選ぶか弾く事を選ぶか
どちらも中途半端が一番幸せなのかもしれない

次に“芸術家の表現について"
芸術家は限度を知らなくて、その表現方法にのめり込むものだと思っていたけど
少し考えが変わった

それでしか本当に感じた事を表現出来ないからそれに執着する
執着が誰よりもあるから、秀逸な表現ができる
痛みの中に芸術があるとはこの事なのかも

最後に"私の表現について"
自分だけしか見てない世界を認知して、それを表現すること
共感を得たいと思ううちは、世界に対して表現できる
ビジネスが、資本主義が
歌も演奏も絵画の才能もない人に自分を表現する新たな場を創り出した

自分はいまはビジネスを通してしか
自己の表現が出来ないと思うから、仕事頑張ろ
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