圧倒的プライムウェーブ感。
決して出来は悪くないのに、なぜか頭に入ってこない内容。
この手の映画はこういう展開こういうセリフこういう演技しがちだよねで満たされているものの、いまいち共感できない、製作陣の自己満足感。
個性強いふうなのに存在感なさすぎるキャラクターたち。
総じて、逆に二流を強く印象付けられてしまう。
だが、ラストまで観ると、それなりに良い作品を観たという気分にさせてくれる(気分だけ)。
役者さんがサンドラ・ブロックとコリン・ファレルに見えてくる(雰囲気だけ)。
これぞプライムウェーブの神髄。