Atsu

夏への扉 ―キミのいる未来へ―のAtsuのレビュー・感想・評価

4.1
やっぱり三木監督は裏切らない!!!!
良かった〜、ほんとに見て良かった映画だった。最後不覚にも泣きました。

個人的な話になりますが、Filmarksのベストムービー1位に来るのは「アバウトタイム」だったり「僕は明日、昨日の君とデートする」だったりでSF、タイムトラベラー×愛っていうのにめっきり弱くて、、、

今回も原作ありきの作品だから、タイムトラベルとか研究について疑問を抱く点はあったけど、トータルで見ると矛盾なところはなかったしまさに点と点が線で繋がっていく感じ、、、

三木監督の作品って悪者がいない。(一応おったか笑) 主人公の周りの人が良い人達ばっかりでそこきも心温まった。
SF感も良かった。将来こうなるんじゃないかなって容易に想像できた。アンドロイドが看護をしてるところもリアルで、あ、私の職業取られるかも…って思った(笑)でも映画にもあったように逃げ出したりとかテンプレート、ルーティンから外れることが起こったら難しいかなとも思いながら鑑賞。

そして今回の映画の演出で好きなのが主題歌の使い方!!主題歌流れるところバッチリすぎてビビる… 三木監督の作品、それこそ「僕は明日、昨日の君とデートする」とかも主題歌というかエンドロールが素敵すぎたからやっぱり使い方上手、、、 主題歌を上手に使ってくださる監督や演出家さんが本当に好き。これで作品の印象も大きく変わると思う。
(最近で言うと、ドラマになるけど「アンナチュラル」「着飾る恋には理由があって」は主題歌を流すタイミングが素晴らしいです。どっちも塚原あゆ子さん演出)

キャストについては…
山崎賢人めっちゃ久しぶりに見たな。カッコ良い。
藤木直人、アンドロイド感が半端ない。美しいし、ピートが知的好奇心を持ってしまって宗一郎と心通わせる感じもよかったな。
泰造と高梨臨もアクセントばっちり。泰造って悪役もめちゃくちゃ似合うけど、こういう役も素敵。高梨臨、綺麗。
そして清原果耶ちゃん!!!!!!猫抱いてる果耶ちゃんにめちゃくちゃ癒されてたわ(笑)やっぱり安定で演技が上手だし、表情、泣きの演技、最高。一生私の女優さんの推しでいてください。

本当に見て良かった。スケジュール的に映画館には行けなさそうなので、配信始まったらもう一回見ます。
Atsu

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