裏仕事に失敗した強盗団は組織のボスに弱味を握られ、上空の飛行機の中で行われる闇カジノの大金を盗み出せと命令される。裏切り駆け引きで展開されるクライムアクション。
主演はアメリカンプロレスWWEの元人気レスラーの"エッジ"ことアダム・コープランド(今でもスポット的な復帰はしている)
WWEのスターの映画作品ですが、クレジットに名がないのでWWEスタジオは本作には絡んでないようです。
大規模スタジオが絡んでおらず資金不足は露呈していて、物語や設定の規模の割には全体的にチープで説得力も緊張感も足りない。
元レスラーが主演なのにアクションが少ない…。コープランドさんの映画は数本観ましたが、アクション映画のジャンルなのにアクションは少なく、その時も同じ事を言った記憶。
私はブックだと思っていましたが、首の怪我が原因でレスラーを引退は本当で無理が出来ない身体なのでしょうか。
ただ…今年はレスラーとして復帰していて、スポットながら試合もしているので何とも言えない。
冒頭のオープニングクレジットの音楽が「スピード」のパクり風だった(笑)
上空の飛行機で行われる闇カジノという設定はスゴく面白いと思う。
緊張感がまるでなく、意図はしてないと思うがコメディに思えてしまう。
ロシアンルーレットの件は笑いました。
義賊みたいな感じにしているが、手口は鮮やかさはなく荒っぽく信念も浅いので全然カッコ良く見えない…。
アクションもイマイチで所詮は午後のロードショーで放送するようなB級映画のしょっぱいクオリティ。
ヒロインが残虐なのと賭けの対象がえげつないのはまあ面白かった。
結局は何を見せたいのか分からないアクション映画でしたが、B級として割りきれば我慢は出来る作品でした。
まとめの一言
「"エッジ"をキャスティングする意味がない」