トランスジェンダーの命が奪われる大きな原因であるヘイトクライムがなぜ生まれるのか、アメリカにおける映画というメディアの観点から語られていて、非常にためになる。
LGBTQ+、マイノリティーに対する意識は人によって異なる。
だいぶ少なくなったけれど日本のメディアでは今もなお「オネエタレント」などを面白いという表現があるし、お笑い番組では女装を笑いの道具として使っているし、LGBTQ+の人々を珍しいものとしてテレビに映してることがある。
そうじゃない。LGBTQ+は珍しいものなんかでは無くて、あなたが知らないだけ。
当人達は本当の奥底ではそんなくくりなんて無くしたいのに、あなた達があまりにも知らないからまずは知ってもらうためにジャンル分けしないといけないことに辟易している。
あなたはそれすらも知らないだけ。
いい加減に無知であるということを自覚して欲しい。そして無知であることはもちろん悪くなんかない。
自分が無知であると理解した時、そこから知ろうとしないことが残念なだけ。
実際にLGBTQ+に対して、どう思うかは本人の自由だと思う。
けれどあなたのその価値観はメディアや周りの環境によって構築されてきたことを忘れちゃいけない。
時代が変われば作り手が変わって、価値観が変わる。環境も変わってゆく。
それに気付かずに自分にアップデートをかけなければ、時代に置いていかれて偏屈者や差別主義者といったレッテルを貼られるだけ。
To All of Us,
