ゆう

8日で死んだ怪獣の12日の物語のゆうのネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

試みは面白いけど気になった点が多かった。
第一に、生命の扱いが雑。怪獣や宇宙人がネットに売られ、興味本意で買い、危険かもしれないからと簡単に殺す。ペットを飼う大人はほとんどの人が命を預かるという責任が大前提だが、この作品の中ではそれがなかった。
次に、樋口監督の発言の適当さ。変態していくカプセル怪獣を見る度に、「そいつは強い」「そいつは危険だ」と毎回言ってることが変わる。樋口監督にも未知の物なのだからわからないのはわかるが、それを毎度鵜呑みにするサトウタクミが理解できない。
同時に「カプセル怪獣は1度も闘いに勝ったことがない」という発言がいつの間にか無かったことになっていたのも疑問だった。
最後に、サトウタクミの胡散臭さ。この胡散臭さが後に関わってくるわけでもない。
引っ掛かる部分も多ければいくら雰囲気が良いであろう部分もただ退屈なアートを見せられてるだけに感じる。
ゆう

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