第六感で感じ合うノイズ塗れの世間から隔離され閉ざされた互いの世界が本音で衝突する事で重なっていく。どれ程踠いても立ち開かる現実と限界。彼が瞳,彼女が体となり歩む人生が織りなす静寂と希望に満ちた美しい二人ノ世界に胸が張り裂け涙腺決壊。"側にいる"それだけでいいんだ。大傑作
僕が上半期ベストの配信で語っていた「"淪落の人"みたいな作品は邦画では中々作れないのかな?」という疑問。まさかもう出会えるとは。魂消た。作品にのめり込み体が力み過ぎて物凄い疲労感。この作品にはどれだけ言葉を並べても俊作さんに怒られそうだな。僕の邦画史に新たな1ページが深く刻まれた