うーん…評判はわりと良かったですがいまいちノレなかったです…。
そもそもジェシカ・チャステインさんにそれほど思い入れがないのが致命的ですね。
コリン・ファレルさんにジョン・マルコヴィッチさんにジーナ・デイヴィスさんとキャストは豪華。
顔立ちの系譜が似ているジーナ・デイヴィスさんを母親役にしたのはナイスな起用。
精神を病み家族など私生活で問題を抱える辛気臭さと生活感溢れる暗殺者という設定は新しいと思うものの、この手の物語に痛快さを求めてしまう私には向かなかったです。
自分の事はさておいて標的に「何をしたの?」っていうのがなんかなぁ…。
アクションシーンもカットで誤魔化しているのが拭えなくて、体当たりでやりました感とスピード感がイマイチでした。
それでもラストバトルはなかなかの迫力でした。
「コン・エアー」などのアクション映画に出演した事もありますが、最近はお年もあってあまり動かない役が多い中で、アクションをしているジョン・マルコヴィッチさんは貴重でした。
終盤の展開は強引に思えました。特にあの人の行動が矛盾…。最初から来ればいいし、来て中途半端って(笑)
「アトミック・ブロンド」のような物を期待したのがいけなかったです。
まあまあ楽しめる作品ですが、個人的にはハマならかったです。
まとめの一言
「暗殺者もつらいよ」