Akasatana

コリアタウン殺人事件のAkasatanaのネタバレレビュー・内容・結末

コリアタウン殺人事件(2020年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

過去鑑賞
映画としては退屈だった。しかし、出演者不詳、製作者不詳で実際に題材の事件が起こっているという情報が不気味で怖かった。
途中までは嘘か本当か分からない絶妙なラインの出来事しか起きず、個人が撮影したホームビデオのようなノリで映画が進むため、本物の映像にしか思えない不気味さがある。
しかし終盤にさしかかったあたりから、序盤から主人公が言っていた謎の組織に狙われているという言動が事実であることが判明し、その組織の幹部だというジジイも出てきて、ややフィクションなのではないかという疑いが増す。
とはいうものの、この映画がフィクションであると考察する記事を見るまでは、本物ではないかと疑ってしまいめちゃくちゃ怖かった。同じモキュメンタリーものとして白石監督のノロイやオカルトがあるが、あちらは調べれば色々な情報が出てくるのに対し、こちらに関しては詳しい情報が全く出てこないところも怖い。
今は円盤化もされておらず、Amazonプライムでも観れないので、話題になった時に観ることができてよかった。

他のレビューを見て思ったけど、人が殺さており遺族もいるであろう実際の事件を題材にして、こんな狂気じみた映画をアマプラで公開しようと思った製作者が存在してることがが1番怖くね?
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