同名イタリア映画のリメイク。
基本設定は変わらないが、色々ローカライズはされている。
仲のいい三組の夫婦と一人の独身男が、月蝕の晩に毎年恒例のパーティをしている。
ところが、ひょんなことから互いのスマホの着信を見せ合うことになり、一転して修羅場に。
一軒の店の中だけで展開する、演劇的密室劇。
人生には知らない方が幸せなことが沢山あるけど、この人たちはお互いの秘密を知ってしまったから、もう避けては通れない。
着信音が鳴る度に、それぞれの裏の顔が悲喜交々の中に暴かれてゆくのはけっこう面白い。
登場人物たちは、過去のある事件によって強い絆で結ばれた仲なんだが、良い話へのもっていき方はちょっと強引だった。
月蝕設定も、輝く月は消えてもまた出てくるということで、話の行きつく先は最初から分かってるんだけど、あれはさすがに無かったことにはならないでしょw
