Shaw

眼には眼をのShawのレビュー・感想・評価

眼には眼を(1957年製作の映画)
4.1
『父、帰る』に続き体力的にきつい映画。

あまり名前の聞かない監督だけど、ヴェネチア金獅子を初めて2回取ったすごい人。

『ケープ・フィアー』みたいなプロットだなと思ったら、まさかのメンタル地獄だけじゃなくて、フィジカル地獄。

ルイス・ガズマン似の小太り男の、たまに本性が出たりするけど、後半まであくまでも「え、俺なんかやりました?」的でもの静かなジェントルマン・サイコがもう気味悪い。

ラストも最高。目先の欲望にばかりしがみついてきた男の末路。
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