眼には眼をの作品情報・感想・評価

「眼には眼を」に投稿された感想・評価

戯連堂

戯連堂の感想・評価

5.0
廻りの環境と比較して上から目線、自分はエラい、文明人だと高をくくっていたら、ねちっこい復讐の的に…。暑さと乾きが観ている方にまで伝わる。ダマス・騙す。
『鬱な映画』で記事を読んで観たかった1本。舞台はなんと熱砂のシリア。急患を断った医師が逆恨みされ、砂漠にとことんまで追い詰められるストーリーでホントに『激突』っぽくてオモシロかった!
hk

hkの感想・評価

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背景がやたら動く映画だなと思いながら。
最初の話の運びが多少強引に見えるのは、映画のテーマからして仕方がないことなのだろう。

景色がひたすらによい。勝絶。
殺人の定義が独創的すぎて、恣意的すぎるとは思うが、無作為の殺人である点は一緒だから、「目には目を」というのはまさにそうだと思った。
swansong

swansongの感想・評価

4.1
「ひいぃぃ…」

この「世にも恐ろしい復讐劇」をテレビでたまたま観てしまった中学生時代のウブな私の第一声です。 (笑)

ここから先、 物語の核心部分には触れておりませんが、 この映画は何を書いてもネタバレする可能性大ですので、 近々ご覧になる予定の方はご注意ください。



「水… 水をくれ… 」

病的に執念深い男ボルタクの「逆恨み」によって、 灼熱の砂漠に誘い込まれた医師バルテルが経験する、 「飢えと渇きと衰弱」の無間地獄。

復讐に燃えるボルタクを「恐怖の報酬」の"ルイージ" ことフォルコ・ルリが、 そしてバルテルを「眼下の敵」 のUボート艦長クルト・ユルゲンスが、 それぞれ好演しています。

砂漠を知り尽くしているボルタクは、 ひたすらバルテルを苦しめ続けるが、 あまりにも理不尽な仕打ちに耐えかねたバルテルの胸中にも徐々にボルタクへの復讐心が芽生え、 やがて互いの命を懸けた究極の心理戦が繰り広げられる …

これだけでも充分コワ~い話なんですが、 ふたりの戦いが決着したとたん、 なぜかどこまでも引いていくカメラワークの「意図」に気づいた瞬間の衝撃と言ったら…

我が「キング・オヴ・トラウマ映画」、 不動の第一位はこの作品です!

(*≧∀≦)) 発掘良品、 グッジョブ!
先の読めないストーリーでめちゃくちゃおもしろい。オススメの一本です。観てるととにかく喉が渇きますので気をつけて下さい。
蹂躙

蹂躙の感想・評価

5.0
画面の構図にすごくこだわっている監督だなあと思いました。
謎の男は、結局そこまで謎でもなかった笑
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.0
特に意図的ではなかったもののある患者の診療を断った医師と、その時に瀕死の妻を助けてもらえなかったという恨みを持つ男が繰り広げる骨肉の争い。しかもいきなり襲ったりするわけでもなく、極めて遠まわしに少しずつ医師を誘い出し深みへと引きずり込んでいくという徹底した不条理っぷりが怖いし、最後ごちゃごちゃに絡まった糸を断ち切ったと思ったら...のあのカメラワークがさらに背筋を寒くさせる。要所の緊張感が高い割に全体として間延びした感があるのが惜しいが。少なくともこんな恨みを持たれない人生を送らねばならないと自省する気にはなった(笑)。
Arisa

Arisaの感想・評価

4.5
素晴らしい映画だった!

まず舞台がフランス統治時代のシリア。
フランス人が働く街の綺麗な病院から、少し車を走らせるとアラビア人の伝統的な集落。
集落の陽気で小さなアラビア人達と、バッチリ水色スーツ姿の大柄で厳格なTHE☆エリート医者のギャップたるや。

描かれるのは砂漠を舞台にした、医者への逆恨みによる復讐劇。
妻が腹痛を訴えていると家に尋ねてきたアラビア人を、20分車で走れば病院だからと追い返したエリート医が、結局妻を亡くしてしまった夫に復讐される。

医者は追い返したことを後悔してる上に
後悔からアラビア人集落まで診察に来たところで車のタイヤを盗られ帰れなくなる、というのがミソ。全くスッキリもしないし可哀想。

それでもなぜか観ていて楽しいのは、
復讐するアラビア男のにこやかな読めない表情と、シリアという土地あってこそ。
見渡す限りの砂漠。山と山をつなぐボロボロのロープウェイ。さあこっちですよ、とにこやかな男。本当に信じていいのか?でも信じるしか帰る道はない…

なんだか自分まで恐ろしい旅をしている気分になれた。怖いもの見たさで、また観たい。笑
ラストはもう、打ちひしがれて渇きに耐えられなくなる。喉がカラカラ。
rubens

rubensの感想・評価

3.9
町山さんのトラウマ映画館で知って鑑賞。
異国と砂漠が怖い、のどが渇く映画。

タイミングが悪ければ、理由があってもなくても人の恨みは買ってしまう。

砂漠を歩きだしてからが面白い。お互い顔も見たくない相手しか頼れないなんて。その状況が怖い。
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