もう終わりにしよう。のhのネタバレレビュー・内容・結末

ムズすぎるんか、単純に俺がアホなんかわからんかった。くらいわからん。
主人公が統合失調症とか多重人格とか乖離性パーソナリティ障害とかそういう類のオチかなとか、ジェイクの家庭の記憶や車内での会話で社会に対する問題提起は山ほど散りばめてたけど1つも進展せずに視聴者に丸投げする感じがむず痒い。解釈の余地を与えてるというよりも、こんな問題あるよねくらいの薄い触れ方しかしてないなって感じ。撮り方はキューブリックっぽいんかな。所謂雰囲気映画なんやとしたら、難しいこと言いすぎて雰囲気だけを楽しめる作りではない。

PS
ネットにあった解説を読んだ。用務員の男の妄想だったみたいな解釈が1番しっくりきた。自己肯定感が低いとか、クラスの端の方で上手く人とコミュニケーションが取れないそういう人が妄想で彼女を作り出して紹介する物語ってのは納得。友達が少ないと親に言われるとか、アイスクリーム店で陽キャっぽい女性と話せないとか、そういうのが典型的な象徴になってた。
なんかエヴァのシンジがそのまま大人になった死に際の妄想みたいな感じでそれをおもんないストーリーで見せられた感じがしてしまう。