かほ

もう終わりにしよう。のかほのネタバレレビュー・内容・結末

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤で止めてしっかり解説と考察のサイト読み込んでからリプレイしたら結構おもしろかった。
2人の会話が噛みあってないな。ってのはジェイクの妄想で結局は一人で脳内で会話しているから。お父さんと話が通じてなくてまるでそこにいないようなのはジェイクとの幼少期の関わりが浅かったから。彼女が賢くて物知りなのはそんな彼女がいたら。という、あるいは実在したその子が好きだった。そんな子を両親に紹介出来る場面が人生のなかにあったら。、、という退屈な仕事の最中にするジェイクの妄想。
映画の話や詩を一気読み上げるのも、よく読んで頭に入っているものならやってしまうな。。おもしろい。
ルーシーが(ジェイクの考え?)脇役の心理描写?も固めないと話に入り込めなくて主人公の人生が胡散臭くなるって主張かなりわかる!って思った。ジェイク映画すきだからね!妄想の中でも自分の欠点を出すジェイクに、自信の無さが伝わってきたし、ジェイクの考え方の偏りが後悔してしまうような人生になったとも思う。

わたしがジェイクの立場になったら、どんな後悔をして妄想で埋めるんだろう。
もっと挑戦すべきだったなとか?あるいは家族を大切にしなかったなとか?或いはもっと遊べばなのか。結婚していればなのか。結婚しなければよかったなのか。
それはすべてこれからの未来で変わってくる事。
バレエって綺麗。映像が綺麗。おもしろかった。映画の世界に入り込める映画は最高。

 ぼくは多分映画の見過ぎだ。

 みんなそう。世の中の病ね。

嘘で脳を満たせばあっという間に時が過ぎる。凄くゆっくり瞬きするみたいに。
かほ

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