Harutaco

アジアの天使のHarutacoのネタバレレビュー・内容・結末

アジアの天使(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

2022/5/13追記
改めて見たので追記。

結局何が言いたいのかわからない。なぜ天使?という疑問は拭えない、、天使がなかったら少し地味になる。でも天使にこめたメッセージみたいなのをまじめに受け取ると、急に陳腐でつめらなくなる気もする。ストーリーから浮いている感じがするのはあえて、なのかな、、ソウルのビルの教会とどうつなげようとしているのかも気になるけどわからない。

いまいちよくわからない映画なんだけれど、3回観てしまった。というのはディテイルに引き込まれるから。大きなストーリーというよりは、親子、兄弟、夫婦、友人などがそれぞれ糸でつながっていくようなストーリー。それぞれの兄弟妹の関係が少しずつ素直なものになっていくのだけれど、それが丁寧に丁寧に描かれている。友人関係もそう。そして学の演技(表情)がとてもよい。

ということでスコアを当初の3.3から少し上げます。

オダギリジョーがナイスで、かつ最後まで唯一孤独を抱えているというのは今回も感じた。彼はどこに行くのだろう…

追記終わり。


メモ: この国で必要な言葉はメクチュ・チュセヨとサランヘヨだけ。常識に囚われないために、この2つだけ。by 兄ちゃん(オダギリジョー)
少しずつみんなの心が解きほぐされていくのに、兄ちゃんの心はまだ閉ざされているような。
あと、チェ・ヒソの笑顔が好きなので、もっと見たかった。
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