ああ劇場で見たかったなと思いつつ自宅で見た。エアコンの音さえうるさくて消した。
この感じは、「レッドタートル」に似ているな。再び映画館で見れない限り、あの映画を見返すことはないだろうけど、あの空間で得た経験は至高であった。
分からないという状態が心地よい。これから分かるんだと思うとワクワクする。だから私は他のことを全部辞めても英語は勉強し続けてるんだと思う。
今作は、特に詩が難しくてよく読んでいる人にどういうことなのと聞いてみたくもなるけれど、やっぱりこのままでもいいかもなとも思う。
もしくは、何回も繰り返し読んでその時感じたものを更新すればそれでよいかな。
それなりに歳を重ねた体型の崩れた女が紡ぐ短い物語。元夫との関係は、当の本人だってずっと悩んで答えなんて見えていない。
それでも彼女は前向きだ。
にも関わらず、元夫はいつまでもグズグズしている。笑
リアルだよなー。全然うまくいかない。
大胆な絵柄と色使いが連れて行ってくれる空想世界..にときどき差し込まれる現実。
大胆で、苦くて、でもやっぱり惹かれてしまう。
結構好きだなと思いました。