シュシュシュの娘のZhenjiのレビュー・感想・評価

商業映画へと出世した監督。遠くに行っちゃったなぁと思っていたけれど、本作はサイタマのラッパーのようなインデペンデント臭がキツい、作家性が濃い作品が戻ってきたようで嬉しい。

作品自体は、ブルーインパルスを想起させるくだり等、社会的メッセージをちりばめた現代性を保持しつつ、痛快娯楽時代劇的な大団円も用意してくれてエンタメとしても秀逸。

今見るべき。

そして、ミニシアター愛に溢れた監督の行動力に頭が下がります。ありがとう。