ツクヨミ

シュシュシュの娘のツクヨミのレビュー・感想・評価

シュシュシュの娘(2021年製作の映画)
1.9
村八分な状況でも"シュシュシュ"っと解決しちゃう。
未宇は市役所で静かに働く娘。彼女は移民排斥条例に反対する病気の祖父を抱えているために中傷を度々受ける毎日、そんなある日仲良くしていた父の友人が自殺し…
入江悠監督作品。今作は入江悠監督がコロナ禍のミニシアターを救うために作った自主映画とのことで、ミニマムながらちょっとスカッとできるような作りになっていた。しかし個人的には全然スカっとはできなかった…それは主人公未宇が被る理不尽な状況が辛過ぎて辟易してしまったのもあるが、ラストの展開が個人的に納得できず冷めてしまったからなのかもしれない。こういった印象はサムライミ監督作品"スパイダーマン3"で感じたことと一緒かも。
内容的には好きではない今作であるが、未宇のダンスや時折流れる謎BGMが面白くはあった。"シュシュシュ"っと隠れてする行動も笑えて面白い。
ツクヨミ

ツクヨミ