和泉屋

そこにいた男の和泉屋のレビュー・感想・評価

そこにいた男(2020年製作の映画)
2.9
“彼、死ぬとき、「ゆうこ」って言ったの”
“この人のことをわかってあげられるのは私だけ”

血まみれで横たわる男の横でタバコを吸いながら電話の向こうと話をする女のシーンから始まる、じめっとした久しぶりの邦画。

ダメ男よりそいつに貢ぐ女がダメ。って他の方のレビューに書いてあって、妙に納得してしまった。

撮り方が秀逸。特に表情の取り方が印象的

キャスティングが有能なのか無能なのか。

主演の女の子の、男に尽くしすぎて、遊ばれてしまいがちで、だめだめで、馬鹿で、残念な感じがすごくすごく伝わってくる。

ただ検察官とその助手のキャスティングは謎wいらないキャラの濃さ。
でもそこでこの映画に一気に味が出てて良い。のかもw

普通すぎる恋愛経験しかない私は全く感情移入できなくて、じめじめした雰囲気に、世界の端っこにはこんな世界もあるのかなあと呑み込まれて終わりました。

お腹をxに切り裂くシーンが面白かったw

人それぞれの 純愛(笑)
嫌いじゃない。ただちょっとオトナの世界すぎたかな。
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