ひな

私をくいとめてのひなのレビュー・感想・評価

私をくいとめて(2020年製作の映画)
5.0
「勝手にふるえてろ」、数年後に「私をくいとめて」に共感してる自分がいた。どうしてこんなに私に寄り添ってくれるんだ。どうしてこんなに私の好みと人生がわかっているんだ。大九監督、綿谷りさ、大好きです。
人間、生まれながらにお一人様!ほんとうだよ。一人で生きる心地よさと死にたくなる孤独感どうしたらいいんよ。元旦に恋人に先に帰られて(帰られてとかの物言いはよくない.しょうがなかったんだけど)、一人でこの映画を見た。寂しくて悲しい一方で、安心しちゃった。
男の人になめられた態度をとられて、取り繕う自分も嫌いだし、そんなに私って魅力がないんだろうかって落ち込むのもすご〜くわかる。 
ここ数日、大滝詠一の「君は天然色」が何故か脳内で再生されてたから、かなり運命的じゃない?!ってテンション上がった。
橋本愛とのん、いちあまちゃんファンはかなりグッとくるものがあった。しかもわたし元美術部やで..(T . T)
岡野陽一も臼田あさ美も笑ってしまった。元旦から映画館にきて、左隣の夫婦も、右隣のおっちゃんも笑ってて、私も声出して笑って、家族ですか?家族じゃん、家族ですよね?(違います) 映画をみてるときのこの感じがめちゃくちゃに好き。
笑って笑って、最後は号泣した。泣く映画じゃないのに笑、自分に刺さりすぎて可哀想?可哀想じゃない、幸せになりたいよー!!新年幸先良くあれー!!面白かった!!!!
ひな

ひな