きみどり

私をくいとめてのきみどりのレビュー・感想・評価

私をくいとめて(2020年製作の映画)
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能年玲奈(と、臼田あさ美)のお陰で映画になってるような映画。

林遣都がどうしても好きになれんのですが、本作はその「好きになれない要素」を煮詰めてお焦げにしたような林遣都だった。

付き合い始めのデートで運転中に不機嫌になる男は、超のつく地雷だと言いたい。全力で逃げろ!
駐車場でふざけて無茶な運転してるのもドン引きである。
(オンナコドモを脅かして楽しむ人が本当に嫌いなんですよ。身内にいるから)。
それにしても車の運転て、どうしてああも人格が露呈するんだろうか。

そしてそして、歯科医とのデートに11万円のワンピース(致命的に似合わない)とブランドもののパンプスを買い、年末年始のイタリア旅行、恋人との沖縄旅行…と豪快な出費が続くヒロインの懐具合が気になって、胃が痛くなりそうでした。アラサーでお茶出しやってるような職場だし、それほどお給料は高くないだろうに…。
生活費の半年ぶんの現金は確保しておきましょう。

どの角度から撮っても、一点の曇りすら見つからない能年玲奈の美貌に見惚れる。
きみどり

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