きみどり

きみどり

好き嫌いの激しい雑食です。近ごろ気になるのは、変態度高めのスペイン映画。
星は4以上もしくは2以下のときだけつけています。

話の話(1979年製作の映画)

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愛くるしいオオカミの子は切り絵で、戦争に突っ込んでいく人間たちは鉛筆デッサンで表現されていたのが印象的。
兵隊にとられて行く男たちの背中のリフレインが重くて、暗い。

雨粒とか、ぽっと灯る明かりが、な
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霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

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デジタル処理のない時代に、あの霧や川面の表現ってどうやったんだろ???

ハリネズミのルックがまず100点満点。木苺ジャムの風呂敷とか、次々に現れる動物の振る舞いがもう悶絶もの。お友だちのコグマが心配
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アオサギとツル(1974年製作の映画)

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この廃墟の模様の壁紙が欲しいぞ!
水墨画みたいにも見える雨のシーンが美しいのひとこと。

キツネとウサギ(1973年製作の映画)

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うちにこの絵本あるんですが、動画になると狂気の度合いが増すなあ…。
そしてなぜ狐はマキシスカートなんだろうか。

ケルジェネツの戦い(1971年製作の映画)

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切り絵のアニメーションが美しい。フレスコ画好きにはたまりません。
ずいぶん昔の作品だそうですが、古いどころかむしろ斬新に感じました。

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.5

倍賞美津子が演じる息子の嫁からの、再三にわたる据え膳…いやお膳どころか焼き魚の身をむしって小骨も除いたのをお箸で口元ぐいぐいされてるくらいの状況を、毎回ギリッギリのところでかわす三國連太郎に向かって思>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

1.0

わたくしごとで恐縮です。
うちの高校生は毎日帰宅が遅く、疲れ果てて晩ご飯を食べるにあたって「ぼーっとできる映画」をNetflixで観ております。
それにお相伴して、わたしも自分じゃ選ばないような映画を
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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ファン・ジョンミンの出待ちでさんざん焦らされました。待ち兼ねたぞ…。でもポニーテールで踊る姿を見られたので良し!

追っかけっこシーン、それにかぶせる音楽、そして武器のチョイスは間違いなくナ・ホンジン
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スプリット(2017年製作の映画)

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*ネタバレしてないです*

初めてシャマランを食べたときはなんと美味しい!と感動したけど、ここ最近は味が合わなくなったなぁ…。と思っていたところへの本作、だいたい出てくる料理は予想つくわー…、あれ、な
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.5

ネタバレ厳禁!

始めはどこに連れて行かれるのか、どこに向かっていくのか分からなくて戸惑う。

でも、提示された情報が点から線へ、やがて線と線がつながり面になり、それらが最後に三次元(物語の全体像)と
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ディヴァイン(2016年製作の映画)

4.5

傑作。言葉もないです。
過去にも『パリ18区、夜』とか『憎しみ』とか、似たようなテーマの映画はあったけど別格だと思う。

こんなの作られたら、既成の映画産業のシステムは太刀打ちできない。予算的には規模
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O Amor no Divã(2016年製作の映画)

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倦怠期に差し掛かった若い夫婦がカップルセラピーを受けるが、セラピスト本人(熟女)も夫婦関係は冷めきっていて…からの、お互いのパートナーを巻きこんで…の、めおとコメディ。

夫婦ものは、真剣にやると観て
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.0

わたくしごとになりますが、現在マリオン・コティヤールの立ち位置でちょっと似た状況に身を置いているため、可笑しいような胃が痛むような…ファミリー・ホラー・エンタテイメントでした。

ここでこの曲使うのか
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(1963年製作の映画)

4.0

何回も観てる映画なのに今日まで気づかなかった。
この映画のなかで男女間のロマンスと緊張の象徴を担わされる鳥、通称「ラブバード」が…コザクラインコでした…。

我が家は動物がいろいろいるのですが、二ヶ月
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

4.5

パンクバンドがネオナチの内ゲバに巻き込まれて大変な目にあうお話。
設定も展開も大好きなタイプでした。

とくにインタビューのシーンで「無人島に連れて行きたいバンドは?」と聞かれてメンバーがそれぞれ答え
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キングコブラ(2016年製作の映画)

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ジェームズ・フランコ目当てで鑑賞。
ゲイポルノ業界の実話ものとかで、ムキムキ男子&オヤジの裸がいっぱい出て来ます。もうお腹いっぱいです。

恋人に売春させながらも嫉妬して荒れまくるジェームズ・フランコ
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ムカデ人間(2009年製作の映画)

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Netflixが数ヶ月にわたっておすすめにリストしてくるのを拒み続けて、やっとこ表示されなくなってホッとしたのもつかの間、友人から勧められたのであえなく陥落しました。

・博士の顔芸すごいな。
・先頭
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.5

少年老い易く、ヤク絶ち難し。

ダニー・ボイル酔いしました。
良い映画って脳内麻薬が出るんだな。
たいへん良い心持ちです。
あと何回か映画館でキメたいと思います。


自宅の壁紙を貼り替えたくて仕方
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

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ジョルジュ・バタイユという作家の小説で『眼球奇譚』というのがあって、これがもーあんなことやこんなことオンパレードの変態文学なんですが、レフンはぜったいあれ読んでるぞ!

アビー・リーちゃんが丸呑みし
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ムーンライト(2016年製作の映画)

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あの金歯は! 着脱可能なのね!
お食事シーンが印象的な映画でした。

マハーシャラ・アリがすぐに出てこなくなったのが残念。
連ドラ『ハウス・オブ・カード』で切れ者で色男の政治家役をやってて、そっちの方
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最後まで行く(2014年製作の映画)

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ひき逃げ事件の隠蔽を図る刑事さん、自分もけっこうワルだと自覚はあっただろうけど、上には上がありましたとさ。

本作は主人公よりラスボスの方がビジュアルのインパクト大。もしもハリウッドリメイクすることに
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.0

思えば歴代のキングコングは、人間の女に恋をした哀れなサルという、甚だ失礼な物語だった。

これが2010年代ともなると狂っているのは人間の方という設定。サミュエル・L・ジャクソンが『地獄の黙示録』のカ
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ハイヒールの男(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます。

LGBTミーツ韓国ノワール&コメディ。この食い合わせで、胸焼けにならないとは。
チャン・ジン監督…恐ろしい子!

それにしたって武器の定義がフリーダム。わたし、韓国ノワールの見過ぎで、工具売り場や調理
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.0

なんとかランドを観たときは主人公たちが夢だ夢よと連呼するのに辟易したというのに、なんということでしょう、CGアニメの動物が夢を追う姿は素直に応援しちゃいましたよ。
声を当てていた俳優陣の歌唱力の賜物だ
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ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)

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ヴィゴ・モーテンセンとオスカー・アイザックと地中海の光景を愛でる映画。
キルスティン・ダンスト、可愛いんだけど…ルックスが成熟ではなく加齢に向かいつつあるのではと不安になった。
いや、成金のトロフィー
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

これは…時間をあけて何回か繰り返して観たい映画です。
とりあえず初回はビジュアルの美しさ恐ろしさに打ちのめされました。

なによりアリシア・ヴィキャンデルの上手さが際立っています。
少女のような外観、
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フッテージ(2012年製作の映画)

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イーサン・ホーク出演作マラソン。

中古物件に残されていた、前の住人の荷物を開けてはいけません。
とくにホームビデオ!!!

今作のイーサン・ホークは、今は売れなくなった元ベストセラー作家という役どこ
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

イーサン・ホーク出演作マラソン中。

昔見たときは、主人公三人のビジュアルの美しさや、スタイリッシュなセットに感激したものですが、あらためて見直すと、この映画で描かれているディストピア世界が現実に限り
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ドローン・オブ・ウォー(2014年製作の映画)

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兵士は戦場に行っても、行かなくても地獄に堕ちる。

毎日ラスベガスの真ん中を通り抜けて砂漠の基地へ出勤。無機質なコンテナにこもって、無人爆撃機を操作して「テロリスト」を殺し(頻繁に民間人が巻き添え)、
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ランズエンド -闇の孤島-(2012年製作の映画)

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ちょいちょい物足りないが、ポール・ベタニーのスーツ姿が眼福でした。

ランゴ(2011年製作の映画)

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飼われカメレオン、飼い主とはぐれ、砂漠で仲間と居場所を見つける。

虫と爬虫類が苦手な方は、キャラクター造形がやけにリアルなのでオススメできないかもしれません。
わたしたち日本人は、すっかりゆるキャラ
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