きみどりさんの映画レビュー・感想・評価

きみどり

きみどり

超偏食で雑食。その時の感情や体調によって感想が大きく左右されるので、星は4以上もしくは2以下のときだけつけています。

おいしい生活(2000年製作の映画)

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ウディ・アレンの物語展開って実に落語的。いや、ただ単に、私が落語的に展開する映画が好きなのか…?
とぼけた亭主と一見しっかり者の女房の組み合わせ、やることなすこと当初の目的とずれて進んでしまう。
終始
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

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まごころとか真実の愛とか、何それ美味しいの?と思う人間にとって、オゾンの嘘や欺瞞や偽善は美しい。

コロニア(2015年製作の映画)

4.0

開けたドアは閉めなきゃダメ、絶対!

緊張感で肩がガチガチの二時間だった。
ナチの残党がチリでカルト教団を作り、軍事政権下で秘密警察のアウトソーシングを請け負っていたという実話。

スッピンで粗末な服
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雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

1.0

Netflixに表示されたタイトルとサムネイル画像を見た息子(17歳)が、「これ!絶対に!新海誠だ!」と言い張るので500円賭けたらものの見事に持っていかれました。

息子調べによる新海誠要素
・ポエ
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ミッドナイト・スペシャル(2016年製作の映画)

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かぐや姫伝説、ジェフ・ニコルズバージョン。

マイケル・シャノン、ジョエル・エドガートン、アダム・ドライバーと、旬の「不器用な男たち」を揃えた、地味で豪華な映画でした。

いささか説明しなさすぎなので
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悪霊島(1981年製作の映画)

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篠田正浩がひたすら妻の岩下志麻をウットリ美しく撮っている映画(イーライ・ロスもロレンツァ・イッツォで同じことやる)。

アフロヘアーの鹿賀丈史が若くて細い、ワイルドな石橋蓮司がまた若い!そして岸本加世
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

桂枝雀は高座でたびたび「緊張が緩和した瞬間に笑いが生じる」と説いていましたが、この映画はまさにそれで、ピンと糸が張り詰めるとふっと緩めてくる場面がたくさん。
その緩和を担うのがまた物語上では名前も覚え
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恐怖ノ黒電話(2011年製作の映画)

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クソ邦題コンテスト(勝手に)上位入賞作品にしたい。
そりゃ確かに黒電話だけども!

DV亭主から逃げた先には電話ストーカーがいたお話で、内容はきちんとしたホラー。

ヒロインが、まるで印象派の絵画から
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

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エリザベス・デビッキがSF映えする女優だと判明。スッピンに作業着でもゴリゴリの美人だった。
チャン・ツィイーの老けなさと、ダニエル・ブリュールの老けっぷりにびっくり。

そしてわたしはもう、SF世界の
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ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

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ドラマ『マッドメン』のわたしの推しメン、クリスティナ・ヘンドリックス。アニメかSFみたいに非現実的なボンキュッボンのスタイルを封印して、農家の幸薄シングルマザーを演じていたのでしばらく分からなかった…>>続きを読む

キング・オブ・エジプト(2015年製作の映画)

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『インディ・ジョーンズ』のエジプト神さまバージョン。
とても下らなく、CGが雑で、神々はおおむね自分のことしか考えていない。最後はすべて都合よく大団円。寒くてウツウツしている今観るには、とても良い。
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

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おじいさんとおばあさん(と、子ども)以外の登場人物がみな年齢不詳。とくに王子、アンタ20代には見えないよ…。

ニコラス・ウィンディング・レフンばりに色彩がキンキンしてました。

ザ・パック 餌になる女(2010年製作の映画)

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なんだコリャ(笑)

ていうか、マティアス・スーナールツどこ出てたん?!

ダークタワー(2017年製作の映画)

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原作は20年以上かけて書かれた七部構成の大著。しかも『IT』や『呪われた町』『アトランティスの心』など他の作品とも物語世界がリンクしているのでややこしい。
なおわたしは10年かけてまだ最終話まで読みき
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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主人公の飼い犬がうちの愛犬によく似てて、もっぱら犬ばかり気にして観てた。留守番してくれる親友の存在に和む。

不条理ものを想像していたけど、ちゃんと伏線回収も理由づけもされてて、オチもそこそこすっきり
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葛城事件(2016年製作の映画)

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三浦友和のとあるセリフが夫の口癖とまったく同じで苦笑しました。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.5

久〜しぶりに再見。

一緒に観てた息子いわく「ケツアゴが若い!細い!肌が綺麗!でも目は死んでる…」

いやーみんな若かったねえ。
そしていつもバックシートに座っていた巻き毛で痩せっぽちのケイシーよ、ま
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あるメイドの密かな欲望(2015年製作の映画)

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現実には五つ星クラスの超お嬢様なのにレア・セドゥはまたメイド役かあ、と思ったら『マリーアントワネットに別れを告げて』の監督でした。彼女に女中役をさせるの好きなんだな、きっと。

女主人に口返事するとき
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カットバンク(2014年製作の映画)

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このポスタービジュアルはなかなかのミスリード。

傑作『ファーゴ』を思わせる、こんなはずじゃなかったのに系犯罪ミステリに、アメリカの田舎町から抜け出そうと足掻く若者の青春物語要素もあり。
ただ惜しいの
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京城学校 消えた少女たち(2015年製作の映画)

4.0

『ピクニック at ハンギング・ロック 』、『ヴァージン・スーサイズ』、『お嬢さん』そして『櫻の園』を思わせるガーリーかつ不気味なビジュアルや物語展開…と思わせといての、なんじゃぁこりゃぁぁぁ(ジーパ>>続きを読む

渇き。(2013年製作の映画)

1.5

大声でがなりたて続ける役所広司の声帯は大丈夫だったのか、本気で心配になるほど。

いくら小松菜奈でも辛かった。お腹いっぱい。

Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(2015年製作の映画)

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小学生のころ「日本シャーロック・ホームズ・クラブ」に入会しようとお手紙を送った黒歴史があるので、昨今の映画やドラマのアレンジものはどれも楽しく観ているけど、これは切ない物語だった。
想像したこともなか
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ユキとニナ(2009年製作の映画)

4.5

『2/デュオ』再び…と思ったけど、メンタルヘルスによろしくないのでこちらにしたが、やはり諏訪敦彦であった。
子どもの目から見た両親の離婚。淡々と、ハードモード!

しかし諏訪監督がこんなに子どもを上手
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ファウンド(2012年製作の映画)

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『シング・ストリート』『ストレンジャー・シングス』に続いてまたもお兄ちゃんモノきたか!と思いきや…の後半怒涛の展開に呆然。

善悪で断罪できるようなお話ではなかった。当然だけど。

グレートウォール(2016年製作の映画)

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予想してたより楽しく観ました。
重くなくてお話をちゃんと追いかけるのが面倒なときに良いです。
ウィレム・デフォーに対する雑な扱いとか、トカゲ🦎のおでこにラーメン鉢の紋様みたいのが入ってたのがツボ。
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ソムニア 悪夢の少年(2016年製作の映画)

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イマイチな要素はたくさんあったものの、ジェイコブ・トレンブレイがすべて黒字にして回収していった。
オチで明かされるモンスターの正体の切なさよ…。

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

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007を筆頭に、スパイアクションものは悪役で決まると思ってるのですが、ゴールデンサークルには前作の「ガゼル」に匹敵するインパクトのヒールがいなかった…!
これがちょっと残念。

でもでも、福袋のように
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.5

2018年劇場鑑賞一本め。

これは咀嚼にしばらく時間がかかりそうです。
でもすごいもの観た気がします。

青春ものなのかコメディなのか。わたしが感じたのは底なしの深い孤独でした。

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)

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ショボくて惨めな中学高校生活だったけれども、アメリカで高校生やらずに済んだだけマシ…と学園コメディ観るたび痛感します。

いいようもなく可愛かった頃のリンジー・ローハンは言わずもがな、今や中堅女優のレ
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

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たいそう恥ずかしいお話ですが、『フォースの覚醒』以降、オープニングの黄色い文字があのテーマ曲とともに遥か銀河の彼方へ流れてゆくところでオートマチックに号泣してしまいます。
が、こんなエモい反応した割に
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ヘレナ(2012年製作の映画)

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歯が…歯が…。
昔『マラソンマン』ていう、ダスティンホフマンが元ナチの歯科医に歯科用ドリルでグリグリチュイーンっと拷問される映画があって、それはもうキャーっとなったものですが、それを上回る痛さとキモさ
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何者(2016年製作の映画)

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いわゆる氷河期ど真ん中に社会人になったけれど、「家から近い」というだけの理由で受けた一社に合格して入社という牧歌的な就職活動を経て、結局20年近くも居座ってしまった。なんだかんだで楽しい会社員生活だっ>>続きを読む

エフィー・グレイ(原題)(2014年製作の映画)

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今は妹エルたんが目立っているけど、ダコタんもやっぱり良い女優さんだと再認識。

エマ・トンプソンが相変わらずのドヤ顔で出てきたんだが、脚本書いてたそうで、目立つ役に自分をキャスティングさせる力技は相変
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

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原作既読なのに、何一つ覚えていなくて(列車で誰かが殺されたってことだけ)、謎解きをほうほう!と楽しめました。
豪華キャストとお金と手間がたっぷりかかったセットも、師走にぴったり。
それにしてもミシェル
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マーシュランド(2014年製作の映画)

4.0

オープニングの空撮にまず息を呑む。空撮はこの後も肝心なところでちょいちょい挿入されていて、「ここがどういうところなのか」を突きつけて来る。

舞台は独裁政治が終わってわずか数年のスペイン、そのまた打ち
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.0

これは…2010年代のジャポネズリ!

映像表現が本当に美しくて、胸が熱くなりました。
エンドクレジットのアニメーションの背後に流れた曲に涙…。

他県まで遠征した甲斐あった(^^)

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