ウッタルプラデーシュ州はインドで最も人口が多く、それゆえ多数の金持ちと多数の貧乏が住んでいる。汚職や犯罪なども日常茶飯事。
肉屋を家業しているバーバル少年にとっても、汚い犯罪や殺人は日常茶飯事。肉屋は汚れた仕事なのでダリットの仕事。そんな社会的地位が低い家で生まれてギャングとなったバーバルの悲しき犯罪人生。

インドの闇系映画だけど、バーバルの紹介ソングなどもあって意外とエンタメ寄り。
でもギャングの抗争ばっかで正直めちゃめちゃつまらん。途中の踊りもショボい。
インドでは度々問題になる、警察による偽装の銃撃戦。これは犯罪者を裁くのめんどくせーから銃撃戦したっぽく偽装して、犯罪者を撃ち殺してしまうこと。
問題提起ってほどでもなく、もう少し汚職政治に踏み込んだ内容か、いっそロマンス要素増やしてダリットの恋とかにしてほしかったな。

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