第三者目線だと悪役、当事者目線だと映画自体がホラーかスリラーになりがちな統合失調症が見ている世界。「第三者目線だと〜」は最近だとOLDを観たときに感じたことで、だいぶ偏った描き方だったのでもし自分が当事者だったらどんなに辛い気持ちでこの映画を観ていただろうかと考えていた。そしてこの映画にも " ガン患者のことは大勢が助けてくれるけど統合失調症には誰も関わってくれない " というセリフがあってまた胸が痛むわけです。。。
なので少し新鮮な気持ちでみた映画だった。青春映画だけど、統合失調症の脳内を表現した(そして恐らく邦題で消しゴムと対比させているであろう) "落書き" の演出に『怪物はささやく』的な児童文学みもある。テイラー・ラッセル可愛すぎて🥲💙