Takuma

僕と頭の中の落書きたちのTakumaのレビュー・感想・評価

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)
3.8
ストーリー展開や脚本、台詞回しよりも印象に残ったのは、
幕開けから終幕に至るまでの、モノローグや幻聴、幻覚が入り乱れながらも明快且つ緻密に作り込まれた演出だった
主人公の統合失調症や人物関係、存在しない幻覚のキャラクターたち等
描くのに時間がかかりそうな素材をものの10分で見事にわからせてくれたテンポの良さ
正直入り込みづらいシリアスな題材をめちゃくちゃ観やすく、わかりやすく仕上げられていて良きです。
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