苦しみや葛藤がよく描かれてて、統合失調症って実際にどういうものか本当のところ全然理解できてなかった。
この映画を観て、少しの理解を得られた気がする。
孤独な病気。
ってママが言ってたけど、受け入れる方も愛があっても向き合い方が分からないし、本人も受け入れ方が分からなくて、ぶつかり合う姿が苦しかった。
愛で病気が治るわけじゃない。でも助けになる。
その言葉が刺さった。
治すことに必死になって見失ったり失ったり諦めたりするんじゃなくて、どうやって向き合って付き合っていくかが大事なんだと、それは病気だけに限ったことじゃなくすべてにおいて置き換えられることなんじゃないかって思う映画だった。