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Scott Joplin(原題)
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『Scott Joplin(原題)』に投稿された感想・評価

「ラグタイムの王様」スコット・ジョプリンの伝記映画。元々テレビ映画用前提に制作された為、粗削りな部分が目立つのだが、1976年、ジョプリンがスコアを書いたオペラ「ツリーモニシャ」がピューリッツァー賞を獲得した事を受けて、ラグタイム再評価の気運が高まった為に劇場公開したらしい。

基本的にはジョプリンの人生を忠実になぞっている…かと思いきや、ルイ・ショーヴァンと一緒にメイプルリーフ・ラグを作り上げた事になっているなど史実とは異なる脚色が強く、またジェームズ・スコットやジョセフ・ラムといった、ジョプリンとの親交もあった、他の偉大なラグタイム作家は完全にオミットされてしまっている。
90分少々の時間では幅を広げるのが難しかったであろう事は分かるが、話がショーヴァン、ジョプリンの妻、ジョン・スタークという、三人との限定的な関係性に比重を置きすぎており、小さくまとまってしまった感が否めず、ラグタイムを描く作品としてはやや物足りなさを感じる。

ただし、バーで行われた演奏バトルのシークエンスはめちゃくちゃカッチョいい。この壮絶なピアノバトルからメイプルリーフ・ラグが生まれたという「伝説」は少々出来過ぎではあるが、話としては確かに面白い。ここが本作のピークとも言えるので、下にリンクを貼っておこう。

https://www.youtube.com/watch?v=iJqe9pC-z-Y

ちなみにジャッジをしている老人はユービー・ブレイクという、伝説的なラグタイム・ピアニスト。当時90歳という大ベテランで、スコット・ジョプリン存命時にはもう作曲活動していたという早熟の天才だ。

低予算のTV映画の割には、当時の衣装や美術セットなどが全く安っぽさを感じさせない。恐らく実質的には「スティング」の成功を受けての本作なので、ディテールには特別に配慮されたと思われる。
ジョプリンの「メイプルリーフ」発売以後、爆発的にラグタイムが流行して人々がラグを弾き、白人も黒人も、老いも若きもラグのリズムに踊り狂うシーンは当時の雰囲気が伺えて好き。

主演のジョプリンを演じるのはビリー・ディー・ウィリアムズ。若い!凛々しい!ハンサム!正直全然ジョプリンには見えないけど、スーツもバッチリ決まってるからまあいいか。
ジョプリンを売り出した出版者ジョン・スターク役にアート・カーニー。白人社会で軽視される事に憤慨するジョプリンの心情と高い芸術性を誰よりも理解し、彼を評価するも激突し合う熱い爺さんを好演している。
ピアノバトルのシーンは結構好き、
けど流石にクオリティが少し低いかな。

自分がジョプリン好んで弾くだけに少し残念。

もっと予算かけて良かったと思う。