そうなるしか無い人も、自らそれを選んだ人も、側から見れば同じ
ノマドとはどちら側を指すのか分からない。思想の事なのか、結果の事なのか。
実際のノマド達が多く出演し、何を捨てて何を貫くのか、登場人物それぞれの選択が描かれるモキュメンタリーのような作品。
ノマドには高齢者が多い。この点から見ても、ならざるを得なかった人たちが目立つ。
ノマドを社会問題として扱うのか、新しい生き方として捉えるのかを問いかけ続ける2時間。
映像は美しいが、自分の境遇と照らし合わせて何かを感じ取れるような人は中々日本には居なさそうだ