全く面白くないのに、数日間頭から離れない作品であった。
引き合いに出すのもおかしいが、
ハネケの「愛、アムール」で結婚の重みについて叩きつけられたが、今作でも同様にそれを感じた。
出会い、別れて、また出会う
彼女は永遠の旅をする。
同時に亡き夫との切れない、あるいは切ることができない愛に縛られているようにも思えた。
これが愛なんだとこの映画は言っているようなラストだったと思う。
風景も印象的な映画であったが、
ラストが特別印象に残ったなぁと。
マクドーマンドの渾身の演技、風景が作り上げた映画だと思う。
ノマドの方々も素敵。憧れますね。