焚き火を囲ってノマドの人達が語り合うシーン。
妙にリアルだと思っていたが、エンドロールで納得した。
最後の最後までファーンという人間を理解できなかった。ノマドの生活は厳しい。ファーンにとっても寂しさ、悲しみの方が多く感じているはずだ。
だが彼女は家族を頼らず、新しい出会いも受け入れることはなかった。フカフカのベットに居心地の悪さを感じ、狭いワゴンに敷いた硬い布団を選んだのだ。
自分にはできない選択だった。楽ではない、むしろ茨の路を進んでもなお突き通せるような生き方を見つけることが自分にできる日がくるのだろうか。