良すぎた‥
「美」について考えた。「美」とは概念に宿るものではなく、感覚に宿るもの。
「こういう人が美人」とか「こういうあり方が良い」みたいな概念ではなく、一人一人の心に響いた瞬間に「美」が生まれるのではないか。風景と孤独であることが美しく描かれている。
そして、私たち一人一人の中だけにある「美」は共有ができない。
また、誰かと共に生きたいと思っても、その人の大切なものを傷つけてしまうことがある。そして、大切なものはどれだけミニマムにしても、失われることがある。
自分が常日頃考えていることの、答えが見つかる映画だった。