ノマドランドのskipのレビュー・感想・評価

手法を謳うことは無関心なので割愛。でもこれは死生観の提示だから、事実が響きすぎる映画じゃないだろうか。必然的な作家性が適切な題材にある種の偶然的に出会っている一例な気がしてならなくて、ノマドを描くのに他の方法がないとすら思わされた。そこにいられない、という感覚や、自然科学へ手を伸ばす行為。美しく、思考させられる映画でした。