とーる

ノマドランドのとーるのレビュー・感想・評価

ノマドランド(2020年製作の映画)
4.8
アカデミー賞作品賞ということで、観てきました。
まず、綺麗でした。情景描写もその時の音楽も。
そして感じたことが2つ。
①ここで描かれている”ノマド”の特徴とは?
あまり深掘りするとネタバレになるので控えますが、選択肢として用意されたレールから外れる道を選んだノマドの生き方。本作では大枠として”生活”が描かれているけれど、それはキャリアやそれ以外の様々なものに転じられるのかな、と。価値観が多様化して、それが肯定され始めているからこそ、独自の道を選ぶこと・その周りの人の取るべき対応、それらの難しさを感じ取った気がします。
②独自の道をいったからこその孤独
ノマドの生き方には、出会いと別れが普通より短いスパンでやって来る。即ち、定期的に賑やかな時間と孤独な時間がやって来る。その繰り返される孤独の描写を見て、思うところが色々あったけど...上手く言語化できない...😓

総じて、すごく面白い映画なので、おすすめです!
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