演出なのか演者の実在感がそうさせるのか、ドキュメンタリー観てるような感じするなぁって思ってたら、エンドクレジットで本名のままの人がいてたから、ほんとのノマドの人が出てたんだなきっと
見終わって２日経ってからじわじわ感動がきてる。
喪失を纏った一人の女性ファーンのノマドとしての生活。彼女の車中にある荷物や彼女の振る舞いは、言葉で語らずともこれまでの彼女の人生の濃度を多く語っていた気がする、、しかも
車中って狭いこともあってか、彼女の孤独感を恐ろしい程リアルに映し出してた
。説明はないけど、そう感じさせるって
こと自体、映画ならではの醍醐味を味わった気がして感動できた。
望んでか望まざるか現代社会のシステムから外れた人たちがノマドとして、自力で時に助け合いながらの生活って
うわー、大変そうって思う反面、老いてもなお、たくましく生きる姿にはカッコよさも感じた。
普段エンタメ作品ばっかだけど、なんか久々にこういう詩を見てるような映画観れて、なんか良かった。
