(観終わったあと色々思いすぎて感想書けなかったんですが、いま酔っ払った勢いで感想書きます。乱筆上等ですいません。後で直します)
歳食ったら地獄が待ってるよ。
でも海の向こうの話だから、うちらは大丈夫でしよ?いや、あっという間にこの国にも降りかかってくるかもしれないのよ。
さてこの映画。
観る年代によっては、社会についていろいろ考えてしまう映画かもしれない。
観る年代によっては、恐ろしい映画になってしまうかもしれない。
できれば前者で観たかった、前者でいたかった、、、、
が、ちゃんと歳食ってますので、もちろん後者の視点で観るしかなく、そして受け止めるしかなく、、、
ここ10年で全米に増えてる、Amazonの物流倉庫で期間労働しながらなんとか食えてる、流浪の高齢の車上生活者。
このノマドな人々がものすごい増えているという現状を、主人公が生きる今のアメリカのこんな悲しい現実と共に、この映画は観客に淡々と伝えます。
つれーぇーなーおい!
なのになんで高評価!?
それは、やっぱ人間って強いんです、自尊心、自我、未来についてどんな状況でもどんな歳でも、行先の希望の道を作り出せるという事。
そして若い頃(ヒッピーやらフラワーチルドレンやらね)真の自由を求めたこの世代が、今またこの状況下で、逆に真の自由を手に入れているかもしれないという希望。
そうありたいです。
とりあえず、酒飲みます、、、、
しかし、アメリカって過酷だけど、やっぱ風景が綺麗だよね。
映像美に定評があるクロエ・ジャオ監督の映像美を観るだけでも成り立つ作品かも。