夫も仕事も住む家も失った主人公ファーンが、キャンピングカーでアメリカを旅するお話。
ファーンと同じくノマドライフをする人達と会い、どういう背景からその生活を始めたのかを話していたんだけど、共通していたのは自由を求めてだった。
自分の病気が分かっても入院して人生を終えたくない。
身近な人がなくなったことがきっかけでもっと世界を見なきゃと思った。
私の友達にも親を亡くしたことがきっかけになって起業して世界を旅してる人がいるんだけど、その人のこと思い出しちゃった。
大きく起承転結はなくゆったり流れるロードムービーのような感じ。
決して自由に旅をする綺麗な部分だけを描いているのではなく、お金がないからこそ発生する問題や労働、シャワーなどの生活の場にも焦点を当てていてすごくリアルだった。
それもそのはずノンフィクション作品らしい。