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ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償のnaoズfirmのレビュー・感想・評価

3.6

犬🎬

ストーリーは1960年代後半のアメリカを舞台にFBIの情報提供者となった主人公の運命を描いた作品でした。作品はFBIのスパイとしてブラックパンサー党に潜入する主人公の姿を軸に後に引けなくなった主人公の葛藤と後悔を描いていました。事件を解決する為に手段を選ばず武力行使するという警察のやり口に翻弄され、警察の犬として働かされたオニールの死はまさに搾取による犠牲だと思いました。個人的には司法取引だったとはいえ、オニールをただの裏切り者として断罪する事はできないと思いました。弱みに漬け込み力で押さえつけるFBIのやり方は許されないモノだと思いました。
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