おーけせらけせら

私というパズルのおーけせらけせらのレビュー・感想・評価

私というパズル(2020年製作の映画)
3.5
ヴァネッサ•カービーの芝居を堪能するための映画。

出産シーンがあまりにリアルで、隣りで見ていた母がドン引きながら「すごい」と感心していた。

移民の生き辛さ、彼らを取り巻く環境など社会的背景をもっとディグれば更に楽しめる映画だと思った。

英語記事には上がっていると思うので、調べてみたい。

善悪の二元論で夫婦や家族を捌かないのが良かった。

観賞後も考えさせられる映画だった。

近くの隣人だけでなく他人や自己を赦す (許す)、認める、って難しいことですよね。

ずっと汚れていた洗濯物を高価な洗剤で綺麗にしようとするも上手くいかず、今までずっとそばにあった重曹で落としたら真っ新になった…みたいな映画 (分かりにくいけど)。