おーけせらけせらさんの映画レビュー・感想・評価

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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

熟成された高級スコッチウィスキーのような映画。私はウィスキーあまり飲めませんが…笑

物語序盤が割とゆったり進んでいくので一度諦めかけたが最後まで観て良かった。

終わり方、台詞や演技の余白。
広大な
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.2

俳優が上手い。

義理の母 (ステップマザー) の演出 / 脚本/ 俳優の演技が良かった。
特に車のシーン🚗

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ノンフィクション(実際あった出来事)を元にフィクションシーンが映画のように構成されつつ、事件に関わった当事者のドキュメント(インタビュー)シーンが混在するフィクション×ドキュメンタリー映画。

(作品
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海辺の金魚(2021年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

林 眞須美被告の『和歌山毒物カレー事件』をモチーフにとったのだろうか。

監督が描きたいことは伝わったが、突然町内の祭りシーンでかき氷を作っていた母親が周りの大人に腕を掴まれたり、最初のシーンではみ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

『スリービルボード』での印象が強かったため、フランシス•マクドーマンドってこんなに繊細な演技をするんだ!?と驚いた。

オフィーリアの如く河中を漂うマクドーマンドの姿にびっくり。女優魂というか、「俳優
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

水原希子ちゃんの演技がNetflixで配信されている『彼女』での演技よりずっと上手い。あーそっかー。監督の演出と脚本次第で俳優は変わってしまうのか…

この作品の水原さんはめちゃめちゃ等身大で役にはま
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PASSION(2008年製作の映画)

3.5

濱口竜介監督は学部(東大)時代から自主映画を撮られていたようだが、修了制作とは思えないクオリティー。

もちろんカメラでの撮り方や写り (しばらく画面がほぼ真っ暗になるシーンがあった) など少し気にな
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

行き場がない。

姉に助けを求めるも、「助けて」とも言えない環境。言わせない姉。

ミシェル•ウィリアムズが訪れる街のみんなが行き詰まっている自由の国アメリカ。全員に生活があり、役目があり、何とかやっ
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MOTHERS(2020年製作の映画)

4.0

凄まじかった。
そして、こんな言葉場違いだとは思うけれど素晴らしいドキュメンタリーだった。

監督である関さん彼女にしか撮れない、彼女だからこそ撮れた作品。
ドキュメンタリーは「その人にしか撮れないも
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

-

パラサイトではないけれど、やはりお金持ちはパリでも高台に住んでいた笑

淡々と進んでいく物語だけど、当時観た人にとっては画期的な作品だったのかな?

カメラワークなど、決して古くなく、後々映画を撮り始
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街の上で(2019年製作の映画)

3.8

ミニシアターで観て、その後心がなんとなく温かくなり、映画の余韻にくすりと笑ってしまうような作品だった。

映画館で観て良かった。

台詞や芝居の中に広がっていく割と長めの間だったり、空気感がとても良か
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.9

胸糞悪くなる感じ、この監督だよなーと何だか懐かしくなりました笑。

『ブラック•スワン』や『マザー』、『π』、『ファウンテン』、『レスラー』などは見たことがあったけれど、本作は編集のテンポ感やカメラレ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

夫に抱かれている時の虚無感に満ちた表情、夫の顔を掴みながら馬乗りになって「はい、達したいんでしょ?まだ?」とでも言うかのように腰を振る妻 。つ、強い...

最高でした笑。

サンダンス国際映画祭で支
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画館で観たいな、と思っていた作品が遂にNetflixで配信。

私は一介の若者ですが、私のような若い世代が見ても面白い作品だと思う。

安倍さんは右翼であるのに中道よりの政策を打ったりパフォーマンス
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園子温という生きもの(2016年製作の映画)

3.0

制作者やアーティストの日常、思考、パーソナリティーなどが垣間見えるドキュメンタリーが好きなので面白かった。

例に挙げるなら、「贅沢な情熱大陸」という感じ。

TOKYO TRIBE(2014年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

清野菜名が園子温の作品に出てると知り、見てみた。

ドラマ『ウロボロス』が初見で「へー!日本にもこんなアクションが出来る女優がいるんだー!」と驚き、関心したのが懐かしい。

『ウロボロス』以前の、ある
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私というパズル(2020年製作の映画)

3.5

ヴァネッサ•カービーの芝居を堪能するための映画。

出産シーンがあまりにリアルで、隣りで見ていた母がドン引きながら「すごい」と感心していた。

移民の生き辛さ、彼らを取り巻く環境など社会的背景をもっと
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燕 Yan(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ロケーション/ 舞台設定のせいか、どこか異世界に連れて行ってもらったような幻想的な映画。

兄弟が向き合い感情を曝け出すシーン、俳優が上手かったので胸が締め付けられた。

外国人だから母親がママさんコ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

最後まで、綾野剛が着ていたあの真っ白な “THE NORTH FACE”が気になってしまったのは私だけでしょうか?

1999年の静岡であんなスタイリッシュ (デザインがどこか今風) な “THE N
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